三千院の紅葉と隠れ家的な店の甘味

早朝にそそくさと連れの家を出て、大原・三千院へ。ここ、めっちゃ遠くて、地下鉄で国際会館まで出た後、バスでさらに山道を20分ほどいき、またそこから10分程度坂を登ったところにある。
紅葉の時期の京都ということで、人があふれかえると予想した連れは、早朝に出かける案を打ち出し、そのおかげで三千院についたのが8時30分過ぎ。それでもかなりの人がいた。
紅葉は若干葉が落ちてしまったとはいえ、見ごろであることには違いなかった。朝日があたって、庭も本当に素敵。

 
もちろん庭だけではなく、往生極楽院の周りの紅葉も鮮やかで、目を奪われた。美しい往生極楽院と鮮やかな紅葉が本当にすばらしかった。
 
 

個人的には、建築物と、緑と黄色と赤のカラフルな風景も美しいと思う。真っ赤よりも、こういう緑も入った紅葉は好き。

 
朝は人が少なくてよかったのだが、帰るころには、かなり混雑していた。
京都に戻る道も混んでおり、バスもかなり遅れていた。でも、バスで日差しもぽかぽかで眠っているうちに、四条河原町まであっという間だったけど。
 
昼ごはんを食べた後、特に用事はなかったのだが、せっかくなので清水寺の紅葉も見ようと、東のほうへ歩いていった。途中、行きつけの隠れ家的な感じの甘味処である、文の助茶屋にてわらびもちと甘酒をいただいた。二年坂や三年坂には人があふれかえっているというのに、ここのお店は、混んでおらず、静かに時間が流れていた。
ぽかぽかとしていたので、今日は外でゆったりと贅沢にお茶をした。

 
お茶をした後、清水寺へ向かったが、坂の途中で人が流れなくなり断念した。やはり混雑時の京都は、見たいお寺は1つに絞って早朝に行くべきだと思う。
帰りに大阪に繰り出し、粉もん食べて、日本橋で買い物して帰るという、朝の風情を完璧にぶち壊すようなことをしてしまったが、楽しいお出かけだった。