鋸山ハイキングと房総一周(青春18きっぷ)の日帰りの旅

ちょっとした登山に行ってみたかったので、千葉県にある鋸山のハイキングがてらに、房総を一周してしまおうと思い立った。
まずは都内から千葉まで総武線快速にて移動。その後、8時58分発の内房線にて浜金谷まで移動。移動時間は千葉から大体1時間半なのだが、お盆中だからだろうか、電車内の席はほぼ埋まっていた。
 
静かな駅舎の浜金谷駅

 
鋸山へのハイキングコースは複数あるが、今回は車力道コースを使って登っていった。
 

ひたすら登ること40分強、急な階段を登りきりたどり着いたのが“地球が丸く見える展望台”。天気が少々悪いのが残念だが、他に誰もいなかったので、絶景を十分に堪能することができた。屋根などはまったくないため、晴れていると炎天下にさらされるような場所であったが、今日は曇っていたのでそのようなことはなかった(雨粒が少し落ちてきたが)。もってきたお弁当を食べながら景色を堪能し、少々休憩をした。
 
 
展望台からは、登ってきた階段を降り(これがまた恐いのです)、日本寺方面へ移動。

途中、たくさんの石切り場の横を通った。奇妙な切り方をしているので、見ているだけでもなかなか面白い。
 
 
日本寺へは北口から入場した。入場してすぐにあるのが百尺観音。とても大きい。

地獄のぞきは絶壁の上なのでものすごく恐いが、景色はやはりすごくきれい。
 
横須賀のほうまでもきれいに見え、フェリーが行き来しているのが良く見えた。

大仏様も見て、そのあとは仁王門を通り、保田駅方面へ下山した。

 

 
保田駅には15時くらいに到着。15:17の館山行きに乗り込み、房総をさらに南下した。
館山では20分ほどの乗り換え時間があったので、駅前のお土産屋でびわゼリーを購入。地魚の回転寿司屋があったのだが、17時以降しか開いていないとのことなので、今回はあきらめて16:11の安房鴨川行きへ乗り込んだ。館山の駅前に売っている駅弁もかなり気になるので、今後訪ねる機会があったら食べてみたいね。
安房鴨川では目の前に止まっている外房線に乗り換え、2つ目の駅である安房小湊で下りた。到着時間は17:07。館山から1時間かかっている。
安房小湊駅は海水浴場の目の前の駅で、観光客もちらほら見られた。駅から5分ほど歩くと地魚を食べさせてくれる“あみもと”というお店があるので、そこで夕食を頂いた。
私は地魚定食、旦那は地魚フライ定食を頼んだ。魚はとても新鮮で、ボリュームも満点で、ご飯がとてもよく進んだ。やはり外房に来たら魚だなぁ・・・としみじみ思う。
 
 
おなかを満たした後は、亀屋本店でたこせんべいと鯛せんべいを購入した。鯛せんべいはわれせんのものを買ったので、安価で大量に入っていた(いわゆるわけあり商品ってやつです)。家用なので見た目はまったく問題なしなのです。
 
帰りは18:06発の千葉行きに乗り込み、千葉まで出た。安房小湊からは2時間弱かかった。千葉駅ではそのままホームの向かい側に止まっている総武線快速に乗り込み、家へ帰った。
内房でハイキングをし、外房でうまいものを食べてのんびりした、そんな日帰りの旅だった。筋肉痛がなければ夕食のあとに海辺の散歩もできたかもしれないなぁ。