婚約指輪と結婚指輪

彼が指輪の本をたびたびちらつかせていたのは知っていたのだけど、どうもめんどくさくて、後回しにしていた。しかし、気がつけばあと3ヶ月で結婚の身。さすがに婚約指輪と結婚指輪を買わないとまずい気がしたので、銀座へ指輪を見に行くことにした。
最初の店は、あまりにも場違いって感じで、指輪を見る間もなく、二人してすぐに出てきてしまった。あまりにも店内と客がピンクの雰囲気だったから(悪い意味じゃなくね)。
二件目に立ち寄ったのが、京都のブランドである“俄”というお店。店内は、和風の雰囲気が残る、とても落ち着いた感じ。最初は並んでいる指輪の値段をみてびっくりしたのだが(100万とかあったんだもん)、ダイヤを小さくしたり、質をちょっと下げれば値段はいくらでも変えられると聞き、真剣に選び始めることにした。
いろいろ比べて結局選んだのが、梔子という名の婚約指輪。梔子の花言葉は幸せな者という意味を持つそうで、縁起がよいのだそうだ。指輪も、メインのダイヤが梔子の花、横についているメレダイヤがつぼみを表すのだとか。

そして、結婚指輪はそれに合わせてつけることのできる、花霞というものを選んだ。
この指輪以外にも、いろいろな名前の指輪があって、それぞれの物語がついていて、とてもロマンチックだった。
ダイヤ自体は、サイズはほどほどに、質のなかでもClarityがよいものを選んだ。
 
実際の指輪が手元に届くのは1ヶ月以上も後だけど、とても楽しみだよ。